お店の準備をしていくよ
通常、公庫さんに申し込みをして1ヶ月程度で融資を受けれるそうですが、コロナ禍ということで公庫さんに申し込みが殺到し、全然順番が回ってきませんでした。
面接をするのですが、その面接の日にちすら決まりません。そうしていくうちに工事業者さんは材料を発注するし、不動産会社へは支払いが来る。ドッキドキです。
工事業者さんは知り合いだったので全額後払いでしたが、大きな金額なので事前にいくらか支払わないといけない場合もあります。その点も注意して業者を選ぶと良いでしょう。
不動産会社の分は先払いになってしまうので、自己資金から支払いました。この部分は自己資金0の人にはできないことなので、自己資金の少ない人はもう少しオープンが後ろ倒しになってしまうでしょう。
5月末の時点で自分の書いた図面を業者さんの目線で見てもらい、もう少しここは広い方がいいとか、この部分は何に使うのか、耐荷重はどのくらいとかシャンプー台と壁の距離など細い擦りあわせを行い、出来上がった図面を持って保健所に向かいます。
この時はアポイントなしで大丈夫です。工事に入ってから違反が見つかるとどうにもならないので、美容所を作るにあたって条件を見たいしているか確認してもらいます。
市町村によって微妙に検査項目が違うので事前に確認しておきます。
「大丈夫でしょう。」という言葉をいただいてから工事に移ります。その後、完成してから検査に来ていただくのですが、こちらは予約が必要なので来て欲しい日の2週間前くらいには電話して、完成日と検査に来て欲しい日を伝えます。(立会いが必要です。)検査から許可証ができるまで1週間程度かかるのでオープン予定日を伝えておくとそれまでに発行でき日にちを指定してくれると思います。
お金もないまま6月1日工事開始。偶然にもその2日ほど前に公庫さんから面接の連絡があり、6月1日は鍵を受け取るために休みを取っていたので、そこで面接を入れてもらいました。
業者さんに挨拶をして、面接に向かいます。この時点でオープン1ヶ月前。小さいお店だったので20日間の工事で引き渡しとなりましたが、大きな店舗だともう少しかかると思いますので、オープン10日前までに工事が終わるように業者さんに逆算してもらってその日までに物件を借りておくと良いでしょう。
面接ではあまり困るような質問はありませんでしたが、ハキハキと喋るようにしておけば印象はいいと思います。審査が通れば申込書が届き、送付から通常1週間程度で振り込まれるのですが、こちらもコロナ禍ということで10日ほどかかりました。こうして6月末には見たこともないような大金が口座に入っておりました。
細かい日程としては6月1日面接、6月8日審査完了、6月17日融資完了。
すぐに引き出して工事業者さんに支払いました。手渡しでの支払いで、高額だったのため窓口にて引き出しましたが、用途を聞かれました。詐欺対策ですね、ご苦労様です。
6月20日工事完成、引き渡し。週明け月曜日に保健所の検査、金曜日に許可書発行。
そして翌週7月1日水曜日にオープンといったスケジュールでした。
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